8月22日(土)、夏休みの活動で宮崎県都城市の「高千穂牧場」へおでかけしてきました。霧島の山なみを望む広い牧場で、動物とのふれあい、乳搾り体験、足湯、そしてソフトクリーム。五感をまるごと使った一日になりました。
羊とのふれあい
牧場では、羊たちがすぐ近くを歩いています。柵ごしではなくおなじ地面の上で、手のとどく距離にいるのが、この牧場のすごいところです。
草を手にのせて差し出すと、羊が鼻先を近づけてきます。大きな動物が目の前まで来ると、うれしさと少しの緊張が入りまじった表情に。それでも手を引っこめずに、じっと待てました。
動物へのエサやりは、実は力加減の練習にもなっています。強くつかめば草はつぶれ、ゆるすぎれば落ちてしまう。そして何より、相手は生きものです。自分の思いどおりにはならない相手と、どう関わるか——ことばでは教えにくいことを、体で学べる時間でした。
乳搾り体験
この日いちばんの体験が、乳搾りでした。牛のすぐそばまで近づいて、教わったとおりに手を動かします。
やってみると分かりますが、これがなかなか出ません。握る強さも、動かす向きも、コツがいります。それでも真剣な表情で何度もくり返し、バケツに白いミルクが落ちる瞬間を体験できました。
牛のからだのあたたかさ、重み、におい。写真や動画では絶対に伝わらない情報が、この数分に詰まっています。
あったかい足湯で、最高の表情
牧場のなかには無料の足湯があります。歩きまわったあとの足に、あたたかいお湯がじんわり。
ここで見せてくれた表情が、この日いちばんの笑顔でした。青い空、遠くの山、足元のあたたかさ。何をするでもなく、ただ座っている時間です。
💡 「ほっとする時間」も、活動のうちです
お湯のあたたかさは、体をゆるめてくれます。にぎやかな活動が続いたあとに、こういう静かであたたかい時間をはさむと、気持ちが落ち着き、そのあとの切り替えもうまくいきやすくなります。
スケジュールをぎっしり詰めないこと。それ自体が、ひとつの支援だと考えています。
しめは、やっぱりソフトクリーム
おやつは、牧場名物のソフトクリーム。ミルクの味が濃くて、それでいて後味はさっぱり。
あたたかい足湯のあとに、ひんやり冷たいアイス。この順番がまた最高でした。だまってじっくり味わう姿に、こちらまで幸せな気持ちになりました。
自然のなかで過ごす一日
牧場での一日は、室内の活動では得られないものがたくさんありました。
- 生きものにふれる——あたたかさ、重み、思いどおりにならない相手との関わり
- 手先をつかう——エサやりの力加減、乳搾りのコツ
- いろいろな感覚——お湯のあたたかさ、アイスの冷たさ、草のにおい、風
- 広い場所で過ごす——見晴らしのよい場所は、それだけで気持ちがほどけます
「たのしかった」で終わる一日ですが、そのなかにことばでは教えられない学びがたくさん含まれている。そう感じた一日でした。
📍 今回おでかけした場所
高千穂牧場
宮崎県都城市吉之元町5265番地103(霧島山系のふもと)
乳搾り体験は土・日曜・祝日に開催、足湯は無料で利用できます。
宮崎県公式観光サイトで見る
日々の活動の様子は、Instagram でも発信しています。あわせてご覧ください。
見学・体験を受け付けています
ガリューは、鹿児島県曽於市末吉町の児童発達支援・放課後等デイサービスです。
受給者証をお持ちでなくても、見学・ご相談は可能です。お気軽にどうぞ。
