8月11日(火)、ガリューの夏の活動はそうめん流し。プラスチックの市販セットではなく、本物の竹を用意しました。青竹のにおい、水の流れる音、外の空気——五感まるごとで夏を味わう一日になりました。
本物の竹には、やっぱり風情がある
半分に割って節を落とした青竹を、屋外に組み立てます。表面はつやつやと光り、切り口からはさわやかな竹の香り。それだけで、いつもの事業所の庭が、すっかり夏のごちそう会場になりました。
子どもたちも、まずは竹そのものに興味しんしん。そっと触ってみたり、においをかいでみたり。「そうめんを食べる」前から、もう活動は始まっていました。
実は、スタッフのほうがドキドキしていました
ここだけの話ですが——本当にちゃんと流れるのか、スタッフはかなり心配していました。
竹の傾きが足りなければ、そうめんは途中で止まってしまいます。逆に急すぎれば、あっという間に流れ去ってしまう。市販のセットとちがって、本物の竹には「正解の角度」が書かれていません。何度も高さを調整しながら、いよいよ本番。
そして——無事、流れました。すーっと水に乗って下りてくるそうめんを見て、いちばんホッとしていたのは、実は大人たちだったかもしれません。
いつも以上の食欲!
いざ始まると、子どもたちの集中力はすごいものでした。竹の上をじっと見つめ、そうめんが近づいてきた瞬間にお箸をのばす。つかまえられた瞬間の「とれた!」という歓声が、何度もあがりました。
そして何より驚いたのが、その食欲です。ふだんのお弁当よりも、明らかによく食べる。「おかわり!」の声が止まらず、次から次へとそうめんが消えていきました。同じそうめんでも、自分でつかまえたものは特別においしいのかもしれません。
あそびの中で育っているもの
そうめん流しは、楽しいだけの行事ではありません。実はたくさんの力を使う活動です。
- 目と手の協応——動いているものを目で追い、タイミングを合わせてお箸を出す。見る力と動かす力を、同時に働かせています
- お箸の操作——つるつるすべるそうめんをつまむのは、実はかなりの難易度。自然と手先の練習になります
- 順番とゆずり合い——上流の子がとりすぎると、下流の子に届きません。「次の人の分も残す」という気づきが、自然と生まれます
- 季節を感じる体験——青竹の香り、水の冷たさ。カレンダーではなく、体で「夏」を知る時間です
💡 「おうちでもやりたい!」
活動が終わったあと、何人もの子から出てきたのがこの言葉でした。とてもうれしそうに、目をきらきらさせながら話してくれます。
事業所での体験が、ご家庭での話題になる。これも、こうした行事の大切な役割だと思っています。ぜひ、おうちでも今日の話を聞いてみてください。
暑い夏はまだ続きますが、子どもたちにとって思い出に残る一日になったなら何よりです。大満足の表情でお見送りできた、いい一日でした。
日々の活動の様子は、Instagram でも発信しています。あわせてご覧ください。
見学・体験を受け付けています
ガリューは、鹿児島県曽於市末吉町の児童発達支援・放課後等デイサービスです。
受給者証をお持ちでなくても、見学・ご相談は可能です。お気軽にどうぞ。
